一般住宅の方が初期費用が安いのは当然の事。
理由は、弊社で使っている断熱・気密部材は同じですが、施工性の違いで人工(手間賃)が変わってきます。弊社では、時間や手間を掛けるべきところに、しっかり掛け、吟味をし施工していますので、気密にしろ断熱にしろ、試験をするとしっかり性能が出ますし、熱カメラで撮られることも怖がりません。むしろ撮っていただきたいくらいです。
掛けるところにしっかり手間を掛けないと、高性能な住宅は不可能です。
※経年変化について
木造住宅ですので経年変化はあります。
しかし、経年変化をおこしても問題にならないよう、下地材に2重・3重と様々な工夫を凝らしています。
(H22年7月現在H10年竣工住宅隙間相当面積は+0.1未満 原因・天窓パッキン劣化のため。修繕後は竣工時と同等)
〇〇万円/坪の住宅よりは、もちろん初期出費は高くつきます。
今まで、弊社が手掛けさせていただいた住宅も勿論、上記に当てはまります。
初期投資は安いに越したことはないですが、何故高い初期投資を掛けてくださる方いるのでしょか?
それは・・・。
1・快適な住環境
2・建物の高寿命
3・ランニングコストの低出費・提示(可視化)
以上を踏まえて、何年で初期投資をpayできるか、生涯の住宅に掛かるコストを提示し、最終的に総出費が安く済む事を理解してくれるからです。
高性能住宅は環境ばかりに目がいきますが、木材自体にもいい環境なので耐久性の面からも、低コストが図れます。
なにで判断?
住環境は、4つの大事なことがベースです。それを判断する内容書類はこちら
1.気密性能・・・・気密試験結果報告書
2.断熱性能・・・・熱損失係数計算書・熱カメラ(サーモグラフィー)
3.換気性能・・・・流量測定計画書と流量測定結果表
4.冷暖房性能・・・年間使用消費エネルギー計算書
(※住宅内部の快適な温度・湿度を保つためにどの位の熱量が必要で、どの位の熱損失があるのか?また、換気による熱損失はどの位なのか?を算出。)
最低これらが無いと、性能値から次世代省エネルギー基準に達しているのか判断できません。(次世代省エネ基準はもう過去のもので、今ではそれ以上の物が当たり前です)
これらの性能値は一般住宅では4つの工事が確実なものではありませんので、出てきません。
いくら、効率の良い暖房機を付けようと、太陽光発電を付けようと器である建物が良くなければ、ザルで水をすくうのと変わりありません。
いくら、見栄えのする建材を使っても結露やカビで何年も持たなかったら・・・?
建て替えの心配は・・・?
地球環境への負担が問題になってきていますが、
地球環境に優しい=お財布・健康に優しい を今一度お考え下さい。