通常断熱リフォーム

I宅
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築30年以上物件の断熱改修工事です。

 

 

既存建物データー

 

築32年

断熱材  天井壁 GW12kg/50mm

床    スタイロフォーム?よく解らなかったですが15mm位の物

サッシ  アルミサッシ+単層ガラス

玄関   アルミ玄関ドア

外壁   窯業系外壁材

 

施主要望

〇退職後、家にいる機会が増えたが、家が寒いためくつろいで過ごすことができい。    快適な環境を望む。夏の暑さは我慢できるが寒いのは嫌。

〇カビ・結露問題

〇子供達は独立したので、1回部分だけを希望(予算面も考え)

〇浴室タイル風呂から、ユニットバスに変更したい

調査・改善案

 

・建築時期・目視・体感により建物性能が悪いのは一目瞭然。

 調査は省き改修案を提示。

・予算削減のために、便器・給湯器・キッチンは既存再利用

 (10数年前に交換歴あり。使用にも問題無いため。)

・断熱区画も1階部分に限定  2階は非暖房室(外部)とみなす。

・廂は、日曜大工で作るのでいらないが、サンルームのようなものが欲しい。

 サッシ・木材は解体材再利用により制作

 

 

図面
図面

仕様一覧

 

断熱部材

玄関土間     基礎断熱  スタイロフォームB-Ⅲ50mm

ユニットバス下  基礎断熱  スタイロフォームB-Ⅲ50mm

床断熱      A種ビーズ法ポリスチレンフォーム @90㎜

壁断熱      エコプロファイバー  @100充填

天井断熱     エコプロファイバー  @200充填

 

開口部

サッシ      新日軽樹脂サッシ+Low-eガラス スーパークリア

玄関       スエドア  木製扉

防音扉      ダイケン(断熱区画堺に使用 )

 

気密部材

気密シート         ジェイベック ボーダー 

気密テープ         テラオカ片面アクリルテープ

気密コンセントボックス   日本住環境 バリアーボックス

柱・窓入角部分       気密柱バリアー

開口部分気密パッキン    日本住環境リーチ33窓用

壁一部(柱+間柱抱合)   日本住環境リーチ土間用

(内部真壁の外部に接する部分)

換気装置 

本体            日本住環境ルフロ-S

ダクト           GWダクト

暖房機 

既存FFヒーター再利用

 

工事状況

既存断熱状況

 

エコプロファイバー充填

 

床断熱

ウレタン補修
ウレタン補修

 

基礎断熱

玄関部分スタイロ
玄関部分スタイロ

 

基礎断熱 一部分 熱的に外部の影響が現れる部分 

 

玄関基礎断熱裏側 
玄関基礎断熱裏側 

 

気密工事

床断熱完了後床部分気密シート貼り 壁面立上げ

床合板貼→天井気密シート(壁面は垂れ下げ)PB貼 

壁面メッシュ張り→天井・壁断熱充填

 

養生(断熱材が湿気をおびているため水分蒸発を待つ)夏季7日程度

壁面気密シート貼 この後内部結露が発生しないか1週間程度様子を見る

発生した場合は内部の水分が抜けきれていないためなので、気密シート・メッシュ等一時撤去・乾燥後復旧

※上記は壁内結露が止まるまで様子を見ます。

 季節によっては仮設でエアコンなどを併用。

 

 

換気・外廻防湿シート処理・電線サヤ管

施主様より

冬期の暖房費がちがう。


居間FFと各部屋(台所・和室・脱衣場)で石油ヒータを使用していたが、居間のFF1台でまかなえている。

灯油使用料も提示されたL数より少なく済んでいる。

 

隙間が無いということに不安を感じていたが、住んでみると今までの家より屋内空気が澄んでいるような気がする。計画換気ってこういう事だったんですね。と実感しています。

 

外部騒音が聞こえない。

洗濯物を屋外に干していると知らない間に雨が降っていることもある。

来客がインターフォンを押すまで、人の気配を感じなくてビックリすることもあります。

が、上記2点は本当に隙間なく作ってくれたのだなということを実感できまています。

 

  はじめは高気密・高断熱なんてと思っていましたが、住んでみると今までの家は何だったのかと思えるほど環境の違いに驚いています。

家族を説得し外装より中身をと言ってくれた事を感謝しています。

 

 

 

隙間相当面積0.5c㎡/㎡

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